「言葉」とは
人を幸せにしたり
人を傷つけたり
人間の身に付けた一番の「呪術」
そのように感じます。
呪術と聞くと恐ろしい印象がありますが、
これから準備するクリスマスやお正月の飾りも、節分も、神社もお寺も、
食事の時にご飯茶碗を左に置くことさえ
私たちの生活の中は知らず知らずに受け継がれてきた多くの呪術で溢れています
昔から生活の中の多くに、縁起のために
行為やモノに「意味」を持たせる呪術を仕込んできました
呪術とは
よく言えば「縁起」を担ぐこと
悪いように使うと「呪い」です
同様に私たちが普段使う言葉もまさに呪術です
幸せな人は幸せな言葉を使う
不幸せな人は不幸せな言葉を使う
日頃とても感じるところです
そして、それは
心がけてポジティブな言葉を使おうとしても
そうやって思考を操ろうとしても
不意に心の奥底から出てしまうものです
仏教では身口意と言います
身
口
意
つまりは、
行動
言葉
心
そして、仏教では言葉の最後に一番大事な真意の言葉を置きます
つまり意である心が一番大事
心が変わると言葉が変わる、言葉が変わると行動が変わります
このコロナ下の今、そんな心が試されている
言葉は呪術です
西洋医学的にも、脳は言葉の主語を理解できないと言います
だから
人を呪わば穴二つ
他人を口撃することは自分を口撃すること
そして、その言葉の出先はいつでも
自分の心であり自分の正義のため
誰のためでもありません
自分が気持ちよくなりたいだけです
自分を正当化し守るための言い訳で人を傷つけているだけ
その言葉は自分や他人を幸せにするのでしょうか
お釈迦様はこう説いていました
他人の過去や過ちについて語ってはいけない
自分の過去や過ちについては必要があれば語っても良い
しかし、それをその人に言って何か変わるなら言う
けど、言って変わらないことは言わない
そんなスタンスをとっていました
今を実直に生きる
私を実直に生きる
言葉は呪術だ。
私を幸せにも不幸にもする。
他人を幸せにも不幸にもする。

スマホを持ち
自撮り棒で撮影♪
そんな現代風サンタさん。笑